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先祖書 せんぞがき

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世界大百科事典 第2版の解説

せんぞがき【先祖書】

由緒書ともいう。江戸時代,武士が直系の先祖の氏名・経歴などを書き連ねた文書。代々の軍功書奉公書を並べた形式をとることが多い。また,伝来の古文書を記載したものもある。系図が次・三男,女などを記載するのに対し,先祖書は直系のみを記載し,プライベートな記述がないことが多い。仕官のときや,家臣団の家系調査などのとき提出させた。近世武家社会では,個人の能力より由緒・家柄が尊重されたが,先祖書の内容は,これを象徴するものである。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の先祖書の言及

【寛政改革】より

… 大名・旗本に対する幕府の権威回復も,改革の主要な課題であった。そのため,彼らに先祖書の提出を命じ,各家の歴代将軍に対する忠誠度を改めて確認させた。なおこの先祖書の提出は,大名・旗本の系図集である《寛政重修諸家譜》の編纂事業の契機となった。…

※「先祖書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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