奉公書(読み)ほうこうがき

改訂新版 世界大百科事典 「奉公書」の意味・わかりやすい解説

奉公書 (ほうこうがき)

江戸時代,武士が出仕して以来の自身の勤仕の経歴を書き連ねた文書。役職転任や褒賞から,参勤交代・日光社参の供奉などに至るまで,詳細に記載されたものが多い。幕府では明細短冊と称し紙片に記し,藩によっては明細書などと呼んでいる。近世前期の軍役を中心に記載した軍功書が,社会の安定と幕府・藩の職制の確立につれて,役職を主な内容とする奉公書に変化していった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 根岸

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む