先端光源施設(読み)せんたんこうげんしせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「先端光源施設」の意味・わかりやすい解説

先端光源施設
せんたんこうげんしせつ

高輝度放射光を取り出す施設。こうした施設の計画としては,アメリカではローレンス・バークリー研究所の ALS,アルゴンヌ国立研究所の APSがある。ヨーロッパでは,フランスグルノーブルに 18ヵ国が共同で運営する ESRFがある。日本でも理化学研究所日本原子力研究所兵庫県播磨科学公園都市SPring-8建設,放射光のエネルギーとしてはこの SPring-8による 8GeV (80億電子ボルト) が最も高くなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android