コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

光学対掌体 こうがくたいしょうたいoptical antipode

1件 の用語解説(光学対掌体の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

光学対掌体
こうがくたいしょうたい
optical antipode

鏡像体ともいう。光学活性現象は原子の四面体配置または分子の形が互いに重ね合すことのできない構造をとることによって起る1対以上の異性体が存在するときに現れる。このとき一方の異性体を他方の対掌体であるという。互いに対掌体の関係にある分子は右手と左手の関係にあるため,この名がある。対掌体には不斉炭素原子に結合した原子または原子団の配列によるもの,分子不斉によるものなどがある。対掌体の等量混合物または化合物をラセミ体という。また結晶が物体とその鏡像の関係にあって互いに重ね合すことのできない像をエナンチオモーフィ (左右像) といい,結晶をエナンチオマーという。しかし有機化学ではエナンチオマーを対掌体の意味に使うことがある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone