デジタル大辞泉 「光造形法」の意味・読み・例文・類語 ひかり‐ぞうけいほう〔‐ザウケイハフ〕【光造形法】 光硬化性樹脂に特定の波長の光を照射して硬化することで、短時間に立体物を造形する手法。三次元プリンターに用いられる。光造法。液槽光重合法。ステレオリソグラフィー。SL(stereolithography)。VPP(vat photopolymerization)。レーザーを使用する場合はレーザーリソグラフィーともいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光造形法」の意味・わかりやすい解説 光造形法ひかりぞうけいほうsolid creating; rapid prototyping; laser beam lithography 立体リソグラフィーともいう。光硬化性の樹脂はレーザー光を照射するとその部分だけが固まる性質をもっている。この性質を利用して,固化した部分を積重ねて三次元の立体をつくる方法を光造形法という。3次元 CADで作成された断面図をもとにつくられるもので,当初は実験モデルや試作品モデルの作成に用いられた。現在では携帯電話や小型パソコンなど情報通信機器の小部品のモデル製作,精密機器用工作機械にも応用されるようになった。さらに医療分野では人体の内部構造モデル作成への応用研究が進められている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by