克復(読み)コクフク

精選版 日本国語大辞典 「克復」の意味・読み・例文・類語

こく‐ふく【克復】

  1. 〘 名詞 〙 困難な事態を乗り越えて、以前の状態、とくに、平和な状態にもどすこと。失地をとりもどすこと。回復
    1. [初出の実例]「然後致敬恕之功、用克復之力」(出典:仁説問答(1668)序)
    2. 「速に平和を永遠に克復し」(出典:清国に対する宣戦の詔勅‐明治二七年(1894)八月一日)
    3. [その他の文献]〔晉書‐王導伝〕

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普及版 字通 「克復」の読み・字形・画数・意味

【克復】こくふく

克己復礼。また、克服。また、回復。蜀・諸亮〔後主の為に魏を伐つ詔〕元戎督し、(つつし)んで天伐を行ひ、患を除き亂を(やす)んじ、を克復すること、此の行に在るなり。

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