免役(読み)メンエキ

精選版 日本国語大辞典 「免役」の意味・読み・例文・類語

めん‐えき【免役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 賦役労役を免除されること。
    1. [初出の実例]「赦令を論じて不経とす、固に当れり、断然廃止し、別に賜免役等の恵典を行ふべし」(出典公議所日誌‐一八・明治二年(1869)六月)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐食貨志一〕
  3. 兵役を免除すること。
    1. [初出の実例]「免役延期及猶予」(出典:徴兵令(明治二二年)(1889)三章)
  4. 服役囚が就役を免ぜられること。
    1. [初出の実例]「父母の喪に遭ふ者は三日免役す」(出典:監獄則(明治二二年)(1889)一八条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「免役」の読み・字形・画数・意味

【免役】めんえき

服役を免除する。

字通「免」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む