党与(読み)トウヨ

デジタル大辞泉 「党与」の意味・読み・例文・類語

とう‐よ〔タウ‐〕【党与】

一緒に何かをする仲間徒党
国内に―を結て」〈福沢文明論之概略

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精選版 日本国語大辞典 「党与」の意味・読み・例文・類語

とう‐よタウ‥【党与】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「与」はくみする、仲間になるの意 )
  2. いっしょに事を行なうもの。なかま。くみ。徒党。
    1. [初出の実例]「言は根葉をたたいて党与までに及したぞ」(出典:史記抄(1477)一六)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕
  3. ( ━する ) くみすること。いっしょに事を行なうこと。
    1. [初出の実例]「若し魯西亜に党与して我邦の動静を伺ふか」(出典:捕影問答(1807‐08)前)

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普及版 字通 「党与」の読み・字形・画数・意味

【党与】とう(たう)よ

仲間。〔漢書、王伝上〕色(きび)しく、言方(ただ)し。爲すらんと欲すれば、(かす)かに風を見(あら)はし、黨與其の指を承けて之れを顯奏す。

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