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入札不調 ニュウサツフチョウ

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デジタル大辞泉の解説

にゅうさつ‐ふちょう〔ニフサツフテウ〕【入札不調】

入札で、応札者がいないため落札者が決まらないこと。予定価格の範囲内での応札がないため入札を終了させることをいう場合もある。不調。→不落2
[補説]応札者はいるが、入札価格予定価格を上回り、落札者が決まらない場合は「不落」という。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

入札不調

公共工事の発注者は、入札に当たって工事にかかる費用を見積もり、落札の上限価格(予定価格)を設ける。工事の品質を確保するための「最低制限価格」もあり、入札金額が予定価格と最低制限価格の間に入っていないと、失格になる。参加者が現れないか足りない「不調」、すべての入札が予定価格を上回る「不落」があると、入札は成立しない。

(2012-11-07 朝日新聞 朝刊 宮城全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

入札不調
にゅうさつふちょう

公共工事の落札者が決まらないこと。狭義には応札する者がゼロであることをさし、広義には国や地方自治体が事前に定める予定価格を下回る額で落札を希望する業者がいないために「不落」となる入札案件もさす。2011年(平成23)3月の東日本大震災後には、被災地の復興工事で入札不調が相次いだ。これは、それまでの長引く不況のなか、公共工事縮減により多くの土木・建設業者が労働者、技術者を減らしていたところ、急激な需要増によって人件費が高騰したことが主因である。さらに、資材費や電気代などのコストが上昇したことも重なって、応札業者ゼロという案件が頻出した。入札不調を避けるためには、予定価格を計算する際の賃金基準や資材価格想定を見直して予定価格を引き上げるほか、不要不急の工事を延期するなどの調整を行うことが、効果的な対策となる。[編集部]

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