入札不調(読み)ニュウサツフチョウ

デジタル大辞泉 「入札不調」の意味・読み・例文・類語

にゅうさつ‐ふちょう〔ニフサツフテウ〕【入札不調】

入札で、応札者がいないため落札者が決まらないこと。予定価格の範囲内での応札がないため入札を終了させることをいう場合もある。不調。→不落2
[補説]応札者はいるが、入札価格が予定価格を上回り、落札者が決まらない場合は「不落」という。

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共同通信ニュース用語解説 「入札不調」の解説

入札不調

工事の入札に参加する建設業者がゼロだったり、足りなかったりして受注者が決まらないこと。すべての業者が提示した金額が、落札の上限価格である予定価格を上回るか、最低価格を下回り、業者が決まらない場合は「不落」と呼ぶ自治体が多い。国土交通省集計では、2007~11年度の都道府県公共工事で不調と不落が占める割合は1・8~2・6%だった。不調・不落になった工事は条件入札方式を変えて業者を再び募り、ほとんどは契約が成立している。

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