工事の入札に参加する建設業者がゼロだったり、足りなかったりして受注者が決まらないこと。すべての業者が提示した金額が、落札の上限価格である予定価格を上回るか、最低価格を下回り、業者が決まらない場合は「不落」と呼ぶ自治体が多い。国土交通省の集計では、2007~11年度の都道府県の公共工事で不調と不落が占める割合は1・8~2・6%だった。不調・不落になった工事は条件や入札方式を変えて業者を再び募り、ほとんどは契約が成立している。
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