全部床義歯(読み)ゼンブショウギシ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

全部床義歯
ぜんぶしょうぎし

義歯の一種。総義歯(総入れ歯)ともいう。上顎(じょうがく)あるいは下顎(かがく)において歯がまったく残っていない場合に、発音・そしゃくの機能や審美性などの回復を目的としてつくる義歯である。人工歯と義歯床から構成されており、義歯床の一部を金属でつくった金属床義歯もある。義歯床と口腔(こうくう)粘膜が吸盤のように密着することによって口腔内に維持される。[澤田健次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の全部床義歯の言及

【入歯】より

…人工的な歯の総称で,義歯dentureともいう。金属冠などの冠をはじめ,継続歯(さし歯,つぎ歯),橋義歯(ブリッジ),部分床義歯(局部義歯),全部床義歯(総入歯,総義歯)など,すべてを含む。しかし一般的に入歯という言葉からは,主として取りはずしのできる部分床義歯や全部床義歯が連想される。…

※「全部床義歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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