八人肩(読み)ハチニンガタ

デジタル大辞泉 「八人肩」の意味・読み・例文・類語

はちにん‐がた【八人肩】

八人交代駕籠かごを担ぐこと。また、その駕籠八枚肩
「―の大乗物」〈浮・一代男・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八人肩」の意味・読み・例文・類語

はちにん‐がた【八人肩】

  1. 〘 名詞 〙 駕籠舁(かごかき)が八人でかつぐこと。また、その駕籠。八枚肩。
    1. [初出の実例]「紅葉かさねの旅衣、八人肩(はちにんガタ)の大乗物、五人の太鞁持、ばっとしたる出立に」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android