八出村(読み)やいでむら

日本歴史地名大系 「八出村」の解説

八出村
やいでむら

[現在地名]津山市八出

村北部を西から東へ、さらに南へと吉井川が大きく迂回して流れ、村の北端は吉井川を越え城下東新ひがししん町・西新町に入込む。元禄一一年(一六九八)以後も津山藩領。正保郷帳では田方六六石余・畑方三〇二石、元禄一〇年の美作国郡村高辻帳では五四二石余、うち改出高一〇八石余・開高六五石余。寛政元年(一七八九)の津山領郡村高帳では本村分の本田畑一二二石余・新田畑一一石余・新開田畑一二石余、町作分四〇八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android