八名井村(読み)やないむら

日本歴史地名大系 「八名井村」の解説

八名井村
やないむら

[現在地名]新城市八名井

吉祥きつしよう山の西北斜面から豊川左岸に至る地。豊川の南に沿う沖積地に耕地が広がる。八名やな郡に属した。近世初め幕府領、寛永一三年(一六三六)から安部家領となって幕末に至る。

村域中央には豊辺屋敷ほうべやしき遺跡があり縄文後期の土器石器が出土し、竪穴住居跡も発見された。また村域西端にある段林たんばやし遺跡・五平治ごへいじ遺跡は弥生期から歴史時代にわたる遺跡である。段林には八基からなる段林古墳群があり、さらに旗頭はたがしら山に至る現宝飯ほい一宮いちのみや町との境界をなす尾根に沿って三三基の旗頭山古墳群がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む