八木繁一(読み)ヤギ シゲイチ

20世紀日本人名事典 「八木繁一」の解説

八木 繁一
ヤギ シゲイチ

大正・昭和期の植物学者



生年
明治26(1893)年1月15日

没年
昭和55(1980)年6月9日

出生地
愛媛県越智郡波方村

経歴
愛媛県内の小、中、高校教諭校長のかたわら牧野富太郎に師事、昭和13年同県温泉郡で発見したオキチモズクは世界的な発見として学界に認められた。25年には来県された昭和天皇に県内の動植物についてご進講した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八木繁一」の解説

八木繁一 やぎ-しげいち

1893-1980 大正-昭和時代の教育者,植物研究家。
明治26年1月15日生まれ。大正11年母校愛媛師範の教諭となり,理科教育発展につくす。オキチモズクなど植物の新種を発見,命名した。昭和55年6月9日死去。87歳。愛媛県出身。著作に「伊予花ごよみ」「愛媛県植物誌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android