八紘(読み)ハッコウ

精選版 日本国語大辞典 「八紘」の意味・読み・例文・類語

はっ‐こう‥クヮウ【八紘】

  1. 〘 名詞 〙はっこう(八荒)
    1. [初出の実例]「四海有截、八紘無事」(出典類聚三代格‐一・弘仁格序(830))
    2. 「皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被す」(出典:戦陣訓(1941)一)
    3. [その他の文献]〔淮南子‐墜形訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「八紘」の読み・字形・画数・意味

【八紘】はつこう(くわう)

八極世界。〔淮南子、形訓〕九州の外に乃ち(いん)(遠隔の地)り、亦た方千里。~の外に而(すなは)ちり。亦た方千里。~紘の外に乃ちり。~紘・澤の雲、以て九州に雨(あめふ)らして中土を和す。

字通「八」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む