八極(読み)ハッキョク

デジタル大辞泉 「八極」の意味・読み・例文・類語

はっ‐きょく【八極】

四方四隅。東・西・南・北、けんこんごんそん八方。また、八方の遠い土地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八極」の意味・読み・例文・類語

はっ‐きょく【八極】

  1. 〘 名詞 〙 四方と四隅(しぐう)。すなわち、東・西・南・北・乾(けん)西北)・坤(こん)南西)・艮(ごん)北東)・巽(そん)東南)をいう。八方の遠い土地。八方の地域全土。全世界。天下八荒八紘
    1. [初出の実例]「亭毒黎民、照臨八極」(出典続日本紀‐天平勝宝五年(753)六月丁丑)
    2. [その他の文献]〔荘子‐田子方〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「八極」の読み・字形・画数・意味

【八極】はつきよく

八方の果て。

字通「八」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android