精選版 日本国語大辞典 「八重梅」の意味・読み・例文・類語 やえ‐うめやへ‥【八重梅】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① 八重咲きの梅。[初出の実例]「二条の家のやへうめを折りて、俊頼の朝臣の許に送りし」(出典:類従本俊忠集(1123頃))② 紋所の名。梅の花を図案化したもの。[ 2 ] 地歌。長歌。二上り。市川検校作詞・作曲。元祿時代(一六八八‐一七〇四)の流行歌を取ったものか。平井権八が処刑の場で歌ったものが有名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by