デジタル大辞泉 「平井権八」の意味・読み・例文・類語 ひらい‐ごんぱち〔ひらゐ‐〕【平井権八】 [?~1679]江戸初期の浪人。もと鳥取藩士。同僚を殺害して逃亡し、江戸へ出て悪事を働き、磔刑に処された。歌舞伎などに登場する白井権八のモデル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「平井権八」の意味・読み・例文・類語 ひらい‐ごんぱち【平井権八】 歌舞伎などに登場する白井権八のモデルとなった人物。鳥取藩士。本庄助太夫を殺し江戸に逐電。遊女小紫と深い仲になって悪事を重ね、延宝七年(一六七九)処刑された。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井権八」の解説 平井権八 ひらい-ごんぱち 1655?-1679 江戸時代前期の武士。明暦元年?生まれ。もと因幡(いなば)鳥取藩士。父の同僚本庄助太夫をきり,江戸にでる。吉原の遊女小紫(こむらさき)となじみ,金にこまって辻斬りをはたらき,延宝7年11月3日鈴ケ森で処刑された。享年は25歳という。幡随院(ばんずいいん)長兵衛とむすびつけられ,歌舞伎,浄瑠璃(じょうるり)で白井権八の名で知られる。【格言など】待てとお止めなされしは,拙者が事でござるかな 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「平井権八」の解説 平井権八(通称)ひらいごんぱち 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題平井権八吉原衟 など初演寛政5.3(大坂・浅尾座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の平井権八の言及 【権八小紫物】より …歌舞伎狂言の一系統。鳥取藩士平井権八は本庄助太夫を殺して江戸へ逃げ,強盗殺人を犯して自首し,1679年(延宝7)11月3日処刑され,愛人である吉原三浦屋の遊女小紫がその墓前で自害した。以上,目黒に残る比翼塚の由来による。… ※「平井権八」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by