日本歴史地名大系 「八野古墳群」の解説
八野古墳群
はちのこふんぐん
[現在地名]鈴鹿市八野町 北川原
八野集落の北西、鈴鹿川に面する比高約七メートルの段丘上の松林内に多く残る。もと二五基、現存一六基。径一〇―一五メートルの円墳が多く、群集墳ともみられる。うち八号墳は昭和三一年(一九五六)に調査、土師器が出土。五号墳は
二号・三号墳は昭和四七年同時に調査された。うち二号墳は高さ一・二メートル、南北一〇・五メートル、東西七・四メートルの長方形の方墳で、墳頂部に破砕された土師器類が列状をなしていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報