公設秘書(読み)コウセツヒショ

デジタル大辞泉 「公設秘書」の意味・読み・例文・類語

こうせつ‐ひしょ【公設秘書】

国会議員国費で雇える秘書国会法規定で、公設第一秘書、公設第二秘書、政策担当秘書の3人まで認められている。

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共同通信ニュース用語解説 「公設秘書」の解説

公設秘書

国会法は各国会議員に第1、第2の公設秘書の雇用を認めている。年齢や秘書歴によって変わるものの、公設第2秘書には「国会議員の秘書の給与等に関する法律」に基づき、月額32万5680~47万5200円が支払われる。身分職務の特殊性から国家公務員特別職となる。選挙で議員が落選すると職を失うため、不安定な立場に置かれている。2004年3月には佐藤観樹さとう・かんじゅ元衆院議員が公設第2秘書に勤務実態があったように装い給与をだまし取ったとして逮捕、起訴され、05年1月に懲役1年4月の判決が確定した。

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