兼業(読み)ケンギョウ

デジタル大辞泉 「兼業」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぎょう〔‐ゲフ〕【兼業】

[名](スル)本業ほかに他の事業仕事を兼ね行うこと。また、その事業・仕事。「会社勤めと塾の教師兼業する」
[類語]兼職兼任兼務掛け持ち二足の草鞋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兼業」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぎょう‥ゲフ【兼業】

  1. 〘 名詞 〙 本業のほかに、べつの事業を兼ね行なうこと。また、その仕事。
    1. [初出の実例]「萱屋根葺きも兼業とする小前の者なり」(出典:夜の雪(1898)〈幸田露伴〉下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐貨殖伝・宣曲任氏〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「兼業」の読み・字形・画数・意味

【兼業】けんぎよう(げふ)

本業の他に事業を営む。〔漢書、貨殖伝〕其の餘の郡國の富民、業をね利を(もつぱ)らにして、賂(くわろ)を以て自ら行ひ、重き里に取る(あ)げて數ふべからず。

字通「兼」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android