六尺袖(読み)ろくしゃくそで

精選版 日本国語大辞典 「六尺袖」の意味・読み・例文・類語

ろくしゃく‐そで【六尺袖】

  1. 〘 名詞 〙 万治一六五八‐六一)頃から延宝・天和(一六七三‐八四)頃まで流行した振袖両袖に用いる布地の総丈が鯨尺六尺、すなわち、片袖の長さが一尺五寸(約五七センチメートル)のもので、これを当時大振袖と称した。
    1. [初出の実例]「たんだ振れ振れ六しゃくそでをさ」(出典:歌謡・松の葉(1703)三・門ばしら)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む