六枚橋村(読み)ろくまいばしむら

日本歴史地名大系 「六枚橋村」の解説

六枚橋村
ろくまいばしむら

[現在地名]青森市六枚橋

東は陸奥湾に面し、南は小橋こばし村、西は中山なかやま山脈金木かなぎ(現北津軽郡金木町)、北は大橋おおはし村に接する。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に高六六・四一石とある。貞享四年(一六八七)検地帳によれば、村高七〇八・三六五石、うち田方六七二・七三四石、畑方三五・六三一石とある。元禄三年(一六九〇)には後潟組に属し、村位は下である(平山日記)。村の西方の中山山脈はヒバの大森林で、寛文四年(一六六四)一一月一日の定(津軽家御定書)に「内真辺・六枚橋山より出材木巻場を可相定之、材木山出之時分右同所江相詰、少も無遅々請払可被仕候事」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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