精選版 日本国語大辞典 「六波羅殿」の意味・読み・例文・類語
ろくはら‐どの【六波羅殿】
[1]
※右京大夫集(13C前)「宮の六はらとのにしばしいでさせ給て」
[二] 平清盛のこと。
[2] 〘名〙 六波羅探題のこと。
※太平記(14C後)一「六波羅殿に申て、共に其咎を遁んと思ふは」
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…この生母は清盛生誕の翌々年に病没したらしい。通称〈平相国(へいしようこく)〉〈平禅門(へいぜんもん)〉,またその居所から〈六波羅殿(ろくはらどの)〉〈六波羅入道〉とも呼ばれた。
[軍事権門化]
平忠盛が鳥羽院の近臣として築きあげた武将としての地位,西国の国守を歴任して蓄えた財力をもとに,忠盛死後,平家武士団の首長を継ぐ。…
※「六波羅殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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