精選版 日本国語大辞典 「六種回向」の意味・読み・例文・類語 ろくしゅ‐えこう‥ヱカウ【六種回向】 〘 名詞 〙 仏語。密教の法会で、六種供具(くぐ)を奉献するとき誦する文と、所修の功徳を自他の一切に回向することを示す文(回向文)とをあわせていう称。[初出の実例]「弟子来て云く、速に六種廻向し給へと」(出典:今昔物語集(1120頃か)一五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例