六観音池
ろくかんのんいけ
霧島湖沼群の一つで白鳥山(一三六三・一メートル)東の中腹にある。直径約四〇〇メートルのほぼ円形で、水深約一二メートルの火口湖。湖面の標高は約一二〇〇メートルで湖水の排出口はない。誕生は霧島火山活動のなかでも古いほうに属し、韓国岳とほぼ同期と推定されている。西方に白紫池、南東に不動池がある。古くから御池の別称があり、国土地理院発行の五万分の一地形図「霧島山」でも御池の表記となっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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