六観音池(読み)ろくかんのんいけ

日本歴史地名大系 「六観音池」の解説

六観音池
ろくかんのんいけ

霧島湖沼群の一つで白鳥しらとり(一三六三・一メートル)東の中腹にある。直径約四〇〇メートルのほぼ円形で、水深約一二メートルの火口湖湖面の標高は約一二〇〇メートルで湖水の排出口はない。誕生は霧島火山活動のなかでも古いほうに属し、韓国からくに岳とほぼ同期と推定されている。西方白紫びやくし池、南東不動ふどう池がある。古くから池の別称があり、国土地理院発行の五万分の一地形図「霧島山」でも御池の表記となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android