共同フロート(読み)きょうどうフロート(英語表記)joint float

世界大百科事典 第2版の解説

きょうどうフロート【共同フロート joint float】

複数の国が相互間では固定為替相場制(調整可能な釘付け相場制)を採りながら,他国通貨に対しては全体として変動為替相場制を採ることを指す。1971年末のスミソニアン合意に伴ってIMF(国際通貨基金)加盟国間の為替相場変動幅が上下各2¼%,計4½%に拡大されたが,1970年末から域内通貨の変動幅縮小を計画していたEC(ヨーロッパ共同体)は,72年4月,加盟6ヵ国通貨間の変動幅を基準相場の上下各1⅛%,計2¼%とする縮小変動幅の取決めを実施した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android