デジタル大辞泉 「共時的」の意味・読み・例文・類語 きょうじ‐てき【共時的】 [形動]《〈フランス〉synchronique》言語学者ソシュールの用語。時間の流れや歴史的な変化を考慮せず、一定時期における現象・構造について記述するさま。⇔通時的。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「共時的」の意味・読み・例文・類語 きょうじ‐てき【共時的】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( [フランス語] synchronique の訳語 ) ある現象を、時間の流れの一断面における静止現象としてとらえ、その構造を体系的に記述しようとするさま。また、ある対象を歴史的な変化の相においてではなく、一時期の安定した体系としてとらえようとするさま。言語学者ソシュールの用語を小林英夫が訳したもの。⇔通時的。→共時言語学 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例