共時的(読み)キョウジテキ

デジタル大辞泉の解説

きょうじ‐てき【共時的】

[形動]《〈フランス〉synchronique》言語学者ソシュールの用語。時間の流れや歴史的な変化を考慮せず、一定時期における現象・構造について記述するさま。⇔通時的

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大辞林 第三版の解説

きょうじてき【共時的】

( 形動 ) 〔フランス synchronique〕
現象が継時的変化としてではなく、一定時の静止した構造としてあるさま。また、時間的・歴史的な変化の相を考慮に入れずに、ある対象の一時点における構造を体系的に記述しようとするさま。 ⇔ 通時的 〔言語学者ソシュールの用語の小林英夫による訳語〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

きょうじ‐てき【共時的】

〘形動〙 (synchronique の訳語) ある現象を、時間の流れの一断面における静止現象としてとらえ、その構造を体系的に記述しようとするさま。また、ある対象を歴史的な変化の相においてではなく、一時期の安定した体系としてとらえようとするさま。言語学者ソシュールの用語を小林英夫が訳したもの。⇔通時的。→共時言語学

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