「共謀罪」法案

共同通信ニュース用語解説 「「共謀罪」法案」の解説

「共謀罪」法案

組織犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を変えた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案。過去に3度廃案になった政府案の内容を変更し、適用対象を「組織的犯罪集団」に限定。現場を下見するなどの「準備行為」を要件としている。対象犯罪の数は当初676を予定していたが、公明党批判を受けて300以下になる見通し。政府は、既に国会で承認されている国際組織犯罪防止条約締結には法整備が必要だと主張。弁護士らから捜査機関による恣意しい的な運用を懸念する声が出ている。

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