デジタル大辞泉 「組織犯罪」の意味・読み・例文・類語 そしき‐はんざい【組織犯罪】 犯罪を効率的に遂行することを目的として、分業と協力とを手段とする組織による犯罪形態。すり集団や密輸・密売組織など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「組織犯罪」の意味・わかりやすい解説 組織犯罪【そしきはんざい】 暴力その他の不当な方法によって,金品を取得するなどの行為を組織的・継続的・職業的に行うグループによる犯罪。典型的には,マフィア,麻薬密輸組織による犯罪など。日本においては,組織犯罪対策のひとつとして1991年に暴力団対策法が制定された。しかし,この法律は資金力の豊かな広域暴力団に対しては余り効果がないといわれ,またオウム真理教事件や組織犯罪の国際化の傾向などをきっかけとして,組織犯罪対策の強化が検討されており,1999年に制定された通信傍受法(いわゆる盗聴法),団体規制法などはその一環である。→国際犯罪/国際組織犯罪→関連項目銃砲刀剣類所持等取締法 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報