コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

共通イオン効果 きょうつうイオンこうか common-ion effect

2件 の用語解説(共通イオン効果の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

共通イオン効果
きょうつうイオンこうか
common-ion effect

ある種のイオンを含む溶液に,それと同じイオン (共通イオン) を放出する物質を外から加えると,共通イオンの相手のイオンの濃度を減少させるような平衡移動が起る (ル・シャトリエの法則 ) 。この効果を共通イオン効果という。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

共通イオン効果
きょうつういおんこうか
common-ion effect

酸解離、錯生成、沈殿生成などの溶液反応の平衡式A++B- ABにおいて、A+あるいはB-のイオンの濃度を当量関係より高くして平衡を右に移動させることをいう。たとえば、塩化ナトリウムNaClの飽和水溶液に塩化水素ガスHClを吹き込むと、溶液中のCl-イオン濃度が増加して塩化ナトリウムの沈殿生成反応が進行する。重量分析、水素イオン濃度(pH)の調整、物質の精製などにこの原理は利用されることが多い。[岩本振武]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

共通イオン効果の関連キーワード錯イオン水素イオン指数複酸化物イオン強度等イオン点イオン強度の法則選択係数ネルンストの式(電溶圧)ネルンストの溶解圧標準電極電位

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone