兵庫知事告発文書問題

共同通信ニュース用語解説 「兵庫知事告発文書問題」の解説

兵庫知事告発文書問題

県西播磨県民局長だった男性が3月、斎藤元彦さいとう・もとひこ知事のパワハラや贈答品の「おねだり」など疑惑7項目を列挙した告発文書を作成し、関係者や報道機関に配った。男性は県の公益通報窓口にも通報したが、県は公益通報者保護法の対象にならないと判断。内部調査を進めて文書を誹謗ひぼう中傷だと認定し、5月に男性を停職3カ月とした。これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が6月に疑惑を検証する調査特別委員会(百条委員会)を設置。男性は7月に証言予定だったが、同月7日に死亡した。

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