兵庫知事告発文書問題

共同通信ニュース用語解説 「兵庫知事告発文書問題」の解説

兵庫知事告発文書問題

県西播磨県民局長だった男性が2024年3月、斎藤元彦さいとう・もとひこ知事のパワハラなどの疑惑告発文書を作り関係者に配った。県の公益通報窓口にも通報したが、県は公益通報者保護法の対象外と判断。内部調査で誹謗ひぼう中傷と認定し停職3カ月とした。調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会は百条委員会を設置。男性は7月に死亡した。斎藤氏議会不信任決議で失職し、11月の知事選で再選された。選挙では政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志たちばな・たかし被告が斎藤氏の支援目的で出馬する「2馬力」活動を展開。交流サイト(SNS)上で百条委員らへの中傷や男性の私的情報が拡散する問題も起きた。

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