兼官の除目(読み)ケンカンノジモク

デジタル大辞泉 「兼官の除目」の意味・読み・例文・類語

けんかん‐の‐じもく〔ケンクワン‐ヂモク〕【兼官の除目】

臨時の除目の一。大臣を任じる節会せちえののち、公卿本官としての大臣・大納言中納言参議以外の兼務すべき官を任じること。

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「兼官の除目」の意味・読み・例文・類語

けんかん【兼官】 の 除目(じもく)

  1. 臨時除目一つ任大臣節会(せちえ)後、兼帯すべき官を定める除目。
    1. [初出の実例]「兼官除目以後申拝賀饗所」(出典百練抄‐正嘉二年(1258)一一月)

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