内侍所の御神楽(読み)ないしどころのみかぐら

精選版 日本国語大辞典 「内侍所の御神楽」の意味・読み・例文・類語

ないしどころ【内侍所】 の 御神楽(みかぐら)

  1. 天皇が臨席して、内侍所庭前で、神鏡に奉納される神楽。長保四年(一〇〇二)にはじまり、恒例のものは寛弘二年(一〇〇五)以降、はじめ隔年に、後、毎年一二月に行なわれた。他に、多くは秋の末に、臨時御神楽が行なわれた。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「今夜有内侍所御神楽事」(出典春記‐長暦三年(1039)閏一二月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android