内凡(読み)ないぼん

精選版 日本国語大辞典 「内凡」の意味・読み・例文・類語

ない‐ぼん【内凡】

  1. 〘 名詞 〙 仏語凡夫(ぼんぷ)の位にあって、少しく修行の進んだものをいい、小乗では三賢(外凡)をへて到達した四善根(しぜんごん)の位にある者を、大乗では十信(外凡)をへて十住、十行、十回向の三賢の位にある者をさす。
    1. [初出の実例]「若如本義云、新発是凡夫菩薩者、并内凡耶」(出典法華義疏(7C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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