精選版 日本国語大辞典 「十信」の意味・読み・例文・類語 じっ‐しん【十信】 〘 名詞 〙 仏語。初心の菩薩が修する一〇種の心。菩薩の修行段階としては最初の位で、瓔珞経に説かれる信心・念心・精進心・慧心・定心・不退心・廻向心・護心・戒心・願心の一〇が広く用いられるが、仁王経、梵網経、首楞厳経などには異説がある。〔往生要集(984‐985)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例