内封状(読み)ないふうじょう

精選版 日本国語大辞典 「内封状」の意味・読み・例文・類語

ないふう‐じょう‥ジャウ【内封状】

  1. 〘 名詞 〙 腰文(こしぶみ)のようにして、その上に礼紙(らいし)を巻き、また、普通の竪文(たてぶみ)のように表巻をして上下をひねり、こよりで結んだ書状内封
    1. [初出の実例]「内封状(ナイフウジャウ)とは腰文の事也、時により隠密の事を申遣す時には常の腰文の如く状を切て紐にせず別紙を細く裁て紐にして状の中程を巻き糊にて付裏にて封ずる也」(出典随筆貞丈雑記(1784頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む