デジタル大辞泉 「腰文」の意味・読み・例文・類語 こし‐ぶみ【腰文】 書状の包み紙の端を上から中ほどまで細く切って、ひものようにしたものを巻いて帯封とし、先を挟んで墨で封じ目をつけたもの。封じ目が包み紙の腰の辺りにあるのでいう。腰状。切り封。切り封じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「腰文」の意味・読み・例文・類語 こし‐ぶみ【腰文】 〘 名詞 〙 ( 帯封が封書の腰のあたりにあるところからいう ) 書状の封じ方の一つ。書状の上包の端を縦に途中まで細く裂き、これを巻いて帯封とし、先をはさんでその上に墨で封じ目を付けたもの。切封。腰文〈貞丈雑記〉[初出の実例]「上書、こし文也」(出典:申楽談儀(1430)田舎の風体) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腰文」の意味・わかりやすい解説 腰文こしぶみ 古代,中世の書状で本紙,または礼紙 (らいし) の端を,縦になかばまで細く紐状に切り,これで書状を巻いて余りをはさんで封じ目をしたもの。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by