内海吉堂(読み)うつみ きちどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海吉堂」の解説

内海吉堂 うつみ-きちどう

1850*-1925 明治-大正時代の日本画家。
嘉永(かえい)2年12月3日生まれ。内海椿水の子。四条派の塩川文麟にまなぶ。明治10年清(中国)にわたり,各地の名画旧跡をたずねる。帰国後文人画をえがき,30年京都の日本南画協会の結成にくわわる。大正2年の文展で「江南春靄」が入選。大正14年10月9日死去。77歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。名は復。別号に海復。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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