内海吉造(読み)うつみ きちぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海吉造」の解説

内海吉造 うつみ-きちぞう

1831-1885 幕末-明治時代の陶画工
天保(てんぽう)2年生まれ。鍋屋吉兵衛の子。加賀金沢にすむ。絵を佐々木泉竜にまなぶ。明治2年阿部碧海経営の九谷焼の陶画工場工長。13年為絢社の社長となり,画工を養成した。明治18年死去。55歳。初名は栄吉。号は松齢堂,陶山屋号鍋屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android