内田誠(読み)ウチダ マコト

20世紀日本人名事典 「内田誠」の解説

内田 誠
ウチダ マコト

昭和期の俳人,随筆家



生年
明治26(1893)年3月10日

没年
昭和30(1955)年8月13日

出生地
東京

別名
俳号=水中亭

学歴〔年〕
東京農業大学〔大正6年〕

経歴
明治製菓などに勤務。俳人としては「いとう句会同人となったが、随筆家として活躍。昭和15年以降幸田露伴に師事する。13年「緑地帯」を刊行したのをはじめ、「游魚集」「落穂集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内田誠」の解説

内田誠 うちだ-まこと

1893-1955 昭和時代の随筆家。
明治26年3月10日生まれ。晩年の幸田露伴(こうだ-ろはん)に師事し,「落穂抄―露伴先生に聞いた話」をあらわす。俳句久保田万太郎にまなび,水中亭と号した。昭和30年8月13日死去。62歳。東京出身。東京農大卒。作品に「緑地帯」「いかるがの巣」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android