1891年(明治24)に榎本武揚により創設された徳川育英会を母体とする,私立育英黌農業科が源流。1925年(大正14)に大学令により東京農業大学が設立認可。1949年(昭和24)に農学部(農学科,林学科,畜産学科,農芸化学科,農業工学科,農業経済学科,緑地学科,協同組合学科)からなる新制大学として発足。1989年(平成1)には北海道網走市のオホーツクキャンパスに生物産業学部を設置。日本唯一の農学系私立総合大学として「食料・環境・健康・資源エネルギー」問題の解決に取り組む人材の養成と研究を行う。建学の精神を「人物を畑に還す」と掲げ,教育の理念を「実学主義」とする。人と動植物とのかかわりを研究する農学部バイオセラピー学科や「食の安全・安心」をはじめ,「食の機能と健康」を科学的に解明する応用生物科学部食品安全健康学科などを設置し,社会の新たな課題に取り組む研究が行われている。2017年5月現在,東京都世田谷区,神奈川県厚木市,オホーツク(北海道網走市)のキャンパスに6学部23学科2研究科1短期大学部4学科が置かれ,学生数は1万2796人(短期大学部を含む)を数える。2017年4月生命科学部(バイオサイエンス学科,分子生命化学科,分子微生物学科)を開設。
著者: 山本剛
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新