日本歴史地名大系 「内野宿」の解説 内野宿うちのしゆく 福岡県:嘉穂郡筑穂町内野村内野宿[現在地名]筑穂町内野長崎街道に設けられた筑前六駅の一駅。内野から山家(やまえ)(現筑紫野市)まで二里二一町、飯塚まで三里七町。山家宿から北上してきた長崎街道は冷水(ひやみず)峠を越えて御笠(みかさ)郡から穂波(ほなみ)郡に入り、一里一〇町で内野宿に至る(続風土記)。明治初期には街道沿いの本村のうち上(かみ)町は南北一一六間余、下町は南北八三間余が町立てされており、街道から西に延びる小路(しようじ)は東西一八五間が町立てされていた(地理全誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by