コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

内閣不信任 ないかくふしんにん

1件 の用語解説(内閣不信任の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

内閣不信任

内閣に対する不信任決議案の提出は、衆院にだけ認められ、50人以上の賛成者が連署して発議する。内閣は衆院で不信任決議案を可決し、または信任決議案を否決した時は、10日以内に衆院が解散されない限り、総辞職をしなければならない(憲法69条)。戦後、内閣不信任案が可決されたのは4回。1948年12月23日の第2次吉田茂内閣、53年3月14日の第4次吉田内閣、80年5月16日の大平正芳内閣、93年6月18日の宮沢喜一内閣。いずれも衆院が解散されている。衆院で内閣不信任案の攻防が行われている時には、よく参院でも首相に対する問責決議案が提出されることがある。可決されても衆院のような法定拘束力はなく、政治的に責任を問う形になる。98年10月には防衛庁の背任・証拠隠し事件で額賀福志郎防衛庁長官の問責決議が可決された。すぐには辞任しなかったが、1カ月余りたって辞任した。

(星浩 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
知恵蔵について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

内閣不信任の関連情報