内閣書記官長(読み)ないかくしょきかんちょう

精選版 日本国語大辞典 「内閣書記官長」の意味・読み・例文・類語

ないかくしょきかん‐ちょう‥ショキクヮンチャウ【内閣書記官長】

  1. 〘 名詞 〙 旧制で、内閣所属の職員一つ内閣総理大臣を助けて機密文書管理や、所属職員の監督にあたった。現在の内閣官房長官にあたる。
    1. [初出の実例]「曾ては内閣書記官長であった江木翼君なども」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉龍土会)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android