円助(読み)エンスケ

精選版 日本国語大辞典 「円助」の意味・読み・例文・類語

えん‐すけヱン‥【円助】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 一円をいう隠語。明治期から昭和初期頃まで使われた。
    1. [初出の実例]「円介(ヱンスケ)茶代を置く客も、半分に減じますから、これでは商法になりませぬ」(出典:歌舞伎・月梅薫朧夜(花井お梅)(1888)四幕)
  3. ② 「えんすけげいしゃ(円助芸者)」の略。
    1. [初出の実例]「兎に角円助の真価(ねうち)はあるんサ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉七)

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