円快(読み)えんかい

関連語 聖徳太子像

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「円快」の意味・わかりやすい解説

円快
えんかい

平安時代後期の仏師。浄如房と号した。信貴山の住僧治暦5 (1069) 年法隆寺絵殿の『聖徳太子坐像』 (伝七歳像) を絵師秦致貞 (はたのちてい) とともに造立。円快は正系仏師ではないが,彼のように仏像仏画制作にすぐれた芸術家集団が信貴山にいたものと推測されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む