円通大士(読み)エンズウダイシ

デジタル大辞泉 「円通大士」の意味・読み・例文・類語

えんずう‐だいし〔ヱンヅウ‐〕【円通大士】

《円満融通菩薩ぼさつの意》観世音菩薩異称

えんつう‐だいじ〔ヱンツウ‐〕【円通大士】

えんずうだいし(円通大士)

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関連語 実例 円通 初出

精選版 日本国語大辞典 「円通大士」の意味・読み・例文・類語

えんつう‐だいじヱンツウ‥【円通大士】

  1. 仏語。円満融通の菩薩の意で、観世音菩薩の異称。「首楞厳経」の説によっていわれる。えんつう。
    1. [初出の実例]「偏に円通(エンツウ)大士擁護(をうご)の威(い)を加へて」(出典太平記(14C後)一六)

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