最新 地学事典 「円錐形岩床」の解説
えんすいけいがんしょう
円錐形岩床
cone sheet
上方に向かって開く円錐の形をした岩床。スコットランドのMull, Skye, Ardnamurchan等に典型的な例があり,同一中心から幾重にも重なり,外側のものは内側のものより緩く傾斜する。玄武岩質のものが多い。環状岩脈と密接に伴う。マグマだまりの正の圧力によって生じた円錐形の割れ目群にマグマが貫入したものと解釈。日本では熊野酸性岩の一部に花崗斑岩質のものがあるが,その半径はスコットランドのものよりはるかに大きい。参考文献:E.M.Anderson(1924) Mem.Geol.Surv.Scot.
執筆者:荒牧 重雄
参照項目:環状岩脈
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

