再結晶化(読み)サイケッショウカ

化学辞典 第2版 「再結晶化」の解説

再結晶化
サイケッショウカ
recrystallization

結晶化前後において,化学構造,結晶構造は変化せず,結晶組織が大きくなる結晶化をいう.結晶化速度より速い速度で冷却すると,結晶内外に大きなひずみエネルギーが貯えられ,熱的に不安定な状態となる.このひずみエネルギーは熱処理などにより開放され,固相から固相へ結晶が成長する.この現象は,一般に金属の圧延加工や高分子の押出成形加工した材料を熱処理した際にみられ,工業的に製品を安定化させる工程で重要である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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